こんにちはチュン太ろうです。
今日のルートは道の駅飛騨古川いぶしをスタート〜白川郷を抜けて〜道の駅平成までの旅

ブラタモリで見たやつ
今日も続く道の駅スタンプラリーの旅
飛騨古川いぶしを皮切りに>アルプ飛騨古川>奥飛騨温泉郷上宝>と廻ってきて宙ドーム・神岡に到着
この道の駅にはひだ宇宙科学館 カミオカラボが併設されています。
いつだったかブラタモリで見たヤツだ!
スーパーカミオカンデという世界最大のニュートリノ地下観測装置があるのがこの近くにあるらしく、ニュートリノについて色々学べるらしい。

チュン太は科学、宇宙が小学生の時から大好きで「是非とも見学したい」っと入り口まで来たものの
祝日のこの日は多くの家族連れで賑わい入場制限が…
次の案内がいつになるかわからないとのこと。
残念だけども諦めて次の道の駅へ出発。
こいつは手強い
今日、ここまで順調に道の駅をまわってきたのですが、宙ドーム神岡〜白川郷までのルート63kmが中々手強い林道でした。
道の駅を巡る旅をしていると、しばしば出逢う林道たち。
このルートも白川郷へ抜ける国道360を通るのですが、国道といってもピンキリでこの区間は途中車がすれ違えない程の道を20kmぐらい走ります。
チュン太はこういう林道を走るのは大好きで、運転が上手くないなりにも楽しんでます。
何が楽しいのか改めて考えてみると「非日常を味わえる」なんでしょうね。
他にクルマもなく、人もいない、信号もない、標識やガードレールだって最低限しかない。
山の中に自分の車だけが走っている、普段都会で生活していると、そんな状況は深夜や早朝だてあり得ませんし、何より人工物が必ず目に入ってきてしまいます。
林道を走る時心がけていること
林道を運転している時の緊張感といいますか、集中力は半端なくクネクネと曲がりまくった道の先からいつ対向車が来るか、きたらどうすれ違うか、すれ違いをするための待避路がどこにあって道の左端には側溝があるのかないのか、カーブミラーのチェック、落石や大きな枯れ木がないかなど、鬼滅の刃で言うところの全集中です。
しかも、この道はそこそこ対向車が来る、全然対向車が来ない道も沢山あるのですが、ここでは6,7台のクルマとすれ違いました。不思議なもので絶対ここでは対向車こないでね、ここで鉢合わせたら待避路まで結構バックしていかないといけなくなるというところでは出逢わないんですよね〜。
これに関しては気をつけようがないと感じているのでたまたまなのかな。ただ、大切なことはいつ対向車が現れるか見通しの効かないカーブでは対向車が現れたら即止まれる、止まる意識を保ちながら走る、ヘッドライトを点灯して、もし自分が気づけなかった時に相手に気づいてもらえるようにしておくことが、事故を起こさない為にチュン太が心がけていることです。
最近はクルマやバイクだけではなく、ロードバイクで林道を楽しんでいる方にも出逢うことがあります。ライトの装備のないロードバイクは視界の悪い林道では発見するのが難しいしブレーキ性能もクルマやバイクと比べたら低いですから注意が必要です。今までは対向からロードバイクが来ることを想定して走ってませんでしたが、これからは考慮して走らないとダメですね。
スタンプラリー旅を楽しむための行動指針
林道もようやく終わりが見えてきて、眼下に見えてきたのは白川の名所・合掌作りの家々達
ポツリ、ポツリと現れてノスタルジックな風景がいいですね。
っとその中、突如現れる「お食事処の看板」合掌造のお家の一つがお店になっているではありませんか。一瞬通り過ぎましたが、ものすごく気になり停車。
後続車が来てないことを確認してゆっくりバックで駐車場に車を停めました。
そう、道の駅スタンプラリーの決まり事は「どうしても気になった場合のみ寄り道をする」です。
前回は食べ物でお伝えしまいたが、『道の駅スタンプラリーの旅』はいろいろな土地を巡る旅でもあります。食べ物をはじめ、数々の観光地も通ります。
時間が溢れるぐらいあればいいのですが、使える日程が決まっています。
今回は4日間で岐阜の道の駅を50駅、三重の道の駅を18駅、68駅巡ろうとしています。
目的はドライブ
手段は道の駅スタンプラリー
ゴールはクルマの運転を楽しむ、様々な景色を堪能する
っといったところでしょうか。
なので色々な観光名所に後ろ髪を引かれながらも、ただひたすらにスタンプを集めていくことが優先されるのです。⇦書いていて自分で思いますが『変態』ですね、こんなスタンプラリーの楽しみ方他の人はしてないだろうなぁ〜
でも、楽しいからしょうがない(笑)
そうは言ってもどうしても気になるものに出会った時は心の赴くままに行動するようにしています。
旅ってそういうものでしょ?
チュン太はそう思います(笑)
神頼み

お店の名前は『ます園 文助』合掌作りの立派なお宅でお店をやられています。
庭には生け簀があり美味しそうな?マス達がたくさん泳いでます。
そういえば、マスってマス寿司ぐらいしか食べた記憶がなくて、美味しいのかどうか記憶がない。
美味しいのか?
お店の玄関を入ると高い天井と立派な梁でできた昔ながらの日本の木造家屋、田舎の家、こんな造りだったな〜
懐かしさがお出迎えしてくれるものの、なんかだか人の気配が…ない、これはお休みなのか?
誰かいるかな。
チュン太「すみませーん」…ん?
チュン太「すみませーん」…
チュン太「ごめんくださーい」?あ、お店の方がいるではないですか。忙しそうにしてらっしゃいますが、聞こえない?
チュン太『スミマセーーン!!』って新卒の研修かってぐらいの大声でやっと気づいてもらえました。この後に気がつくのですが、どうやらお客さんが3組一気に来られたみたいで飲食店でいうピークになっていたようです+コロナ対策のビニールシートが防音になっていたようで聴こえなかったのでしょうね。
店主「ごめんなさいね」と登場
手の消毒と検温を済ませ客席へ案内してもらいます。
客席は畳になっていて窓際の席からは外にある生け簀(いけす)を眺望することができますが、既にお客さんがいるので空いている席へ
席についたもののその後の案内は何もなく
そのままお店の人が姿を見せない時間が更にしばらく続く…
他のお客さんを見渡すと、まだ誰も食事をしていない。
心なしか諦め顔をしているように見て取れる
これは『注文したけど料理が全然出てこないヤツのパターン』か!?
バタバタと店主が現れたので恐る恐る聞いてみる。
チュン太「時間かかります?」
店主「え〜と、焼きに15分ぐらいはかかりますけど」
チュン太心の声「いや、通常でしたらそうでしょうかど、この状況で15分でいけるかなぁ〜」って…あまりに時間かかりそうなら諦めようかとも思ったのですが、
忙しそうに頑張っているところに更にすこ〜し急いでいるんです的な話をして、お店にプレッシャーをかけるのは嫌なお客さんなので、ここは一つ運を天に任せることにして注文を。
急いでいるのは完全にこちらの都合ですからね、こんな時は心穏やかに流れに身を任せましょう。
由緒正しきお店

注文したのは
チュン太「焼きます定食」
ハチ子⇦愛方「いわな定食」
チュン太の習性、はじめてのお店ではその店の売り(メイン)であろうメニューを頼む。
だって自信があるものなんだからおいくないわけがない(笑)
料理が出来る間、合掌造りの室内を眺めたり、外のいけすで泳いでいるますを眺めたり
…突如、亭主が走ってきていけすから網でますをすくい上げ、また走り去っていく。
ごめんねチュン太がキミを焼いてくれと注文したばかりに。
そんなことを思っていたら玄関から背中の曲がったおじいちゃんが、そろりそろりと現れて
「はい、これお土産」と白川郷の絵葉書を手渡してくれた。(あ、お店の方だったのね…)

おじいちゃん「真ん中の建物がお店なんだよ」白川郷の紹介などにも使われたことがあるとか、嬉しそうに話しながらお客さんみんなにポストカードを配って回る
おじいちゃん楽しそうだね。
そんな、ほっこりとした時間を過ごしていると
ご飯が出来上がりました。

焼きます定食

いわな定食
店主「お米もうちで作ったやつですからよかったらおかわりしてくださいね」
では、いただきます。
ご飯は少し硬めのでしっかりめ、では味がわからぬ焼きますをひとかじり。
なるほど、身がほろほろと淡白な感じなのね、塩味が効いてて美味しい。
ハチ子のいわなも一口いただく
お、こっちは身がしっかりめで秋刀魚とかの食感、味に近いかな。
焼き魚も美味しいけど、ますの甘露煮も美味しいご飯とよく合う。
やっぱり、外の食事は普段食べないものを普段と違う雰囲気で楽しむって心が豊かになりますなぁ〜。
いやいや、大満足です。
本当だったら、マッタリしていきたいのだけど、スタンプラリー中、先を急がねばということでご馳走様でした。
帰りぎは店主から「見晴らし台の方には行かれましたか?」と案内してもらいました
行きたいけれども
行きたいけどども
「拙者、スタンプラリー中ですので、ごめんなさって」と心の中で挨拶をして店主とお店に別れを告げます。
>後半戦に続く